「Project Q」という名前で、ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、PS5のゲームをリモートでプレイできる専用端末を発表しました。いやぁ、かっこいいですね、好みの差がおおきくでそうですが(笑)
2023年5月24日に開催された「PlayStation Showcase」で発表され、年内に発売予定(わりと近い将来ですね)となっています。
見た目はまるでSteamDeckですが、全然違う意図を持った端末のようです。
Project Qは、8インチのHDディスプレイとDualSenseコントローラのすべてのボタンと機能を備えています。サイズ感は、SteamDeckと似たようなものだと思います。
ディスプレイは1080p、60fpsの液晶で、Wi-Fi経由のリモートプレイで、「PS5のあらゆるゲームをストリーミングできる」専用端末です。
ただし、Project QでプレイするゲームはPS5本体にインストールしておく必要があります。
つまり、Steam Deckのような独立したゲーム端末ではなく、あくまでもPS5のアクセサリーという位置づけです。
SteamDeckではストリーミングもできますし、端末にインストールしてゲームを外に持ち出すことができる点で、ProjectQとは大きく異なります。
「SteamDeckでいいやん」というのが個人的な意見ですが、プレステのエコシステムにガッツリ漬かってるユーザーにはメリットがあるのかもしれません。
PCゲームのエコシステムにどっぷりの人は、SteamLinkで全く同じことができます。このブログでもSteamLinkでの遊び方は何度か紹介してきました。
ご自身のゲーム環境次第というところですが、私はすでにこのSteamLinkでゲーミングPCからストリーミングで遊んでいる体験は、とても快適なので、ProjectQは一部のプレステユーザーに最高の体験を届ける可能性があります。
さらに、ストリーミング機能も搭載するので、外出先でクラウドゲーム端末(Geforce Nowなど)として使えるようになる可能性はありそうです。
ちょっと気になるのは、ProjectQのバッテリー寿命でしょうか。何時間ぐらいゲームを遊べるんでしょうね?
このあたりは続報を待つ必要があるでしょう。
ここからは予想なのですが、ひょっとしたら、プレステ5のリモートプレイをSteamDeckでできるようなハックの可能性もあるのかなと予感してます。逆にSteamLinkをProjectQで遊べるようになるかもしれません。
後者のほうが可能性は高そうですけど。
Project Qは、まだ詳細が発表されていない部分も多いですが、PS5のゲームをいつでもどこでもプレイできるという利点があり、注目を集めているようです。
今後おもしろそうな続報ありましたら、共有してみます。
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